神奈川ポルベニール
ブックストア

台湾 路地裏名建築さんぽ

鄭開翔 絵・文/杉浦佳代子 訳

エクスナレッジ


 台湾の街中にある、一見なんの変哲もない、だけど良く見ると独特の魅力がある建物「街屋」をじっくり観察し、スケッチ100点に文章を添えて紹介した、台湾の水彩画アーティストによるノスタルジックなイラスト集。雑然としながらもなぜか惹かれる、台湾の住まいや商店の外観を写し取ったスケッチを、その建物のストーリーとともに紹介。長い年月を経て増改築を繰り返してきた、台湾人の暮らしの記憶が滲みでた味わい深い建物たち。ノスタルジックな魅力に惹かれる、街角の名もなき名建築の記録です。
 店主は台湾に行ったことがなく、未知なる地・台湾には憧れのような気持ちが強くあります。目下コロナ禍で海外に出ることが極めて難しいゆえ、海外の気に入った街を気の向くままに歩いてみたい欲求が強く、この本に出てくるようなところに行ってみたい願望を、せめてこの本を読むことで満たしたく思います。皆さんもぜひ手に取ってください。


書影
こちらもおススメ!
時をかける台湾Y字路──記憶のワンダーランドへようこそ
栖来ひかり(ヘウレーカ)
台湾名建築めぐり 
老屋顔(辛永勝・楊朝景)著/小栗山智 訳(エクスナレッジ)

11月6日 ─ 11月29日ポルベニール
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画像。お店の外観

2018年11月にオープン。鎌倉市の大船駅東口より商店街を抜けて徒歩6分、大船図書館の斜め向かいにある、人文・社会系書籍が中心の新刊書店です。ベストセラー中心の品揃えとは一線を画した独自の選書が大きな特徴。生き方・働き方、国内・国外の旅や地域文化、本やことばに関する本、絵本・児童書、ユニークなZINE・リトルプレスなどに特に力を入れています。「マス」ではなく「個」を大事にし、すぐに「消費」されて無くなってしまうのではなく、内容がしっかりしていて心に「蓄積」されるような本を揃えています。
本屋の仕事を通して、誰でも生きやすい“風通しのいい”世の中を創っていきたい。今はコロナ禍で開催が難しいですが、コロナ禍前はトークイベントや読書懇親会などの様々なイベントも実施して来ました。ここを単に本を売る場所ではなく、本を媒介にして様々な人が行きかう「場」になるよう、育てていきたく思っています。


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